先週末、ようやく重い腰を上げてリビングの網戸修理に取り掛かりました。長年、小さな穴が開いているのを見て見ぬふりをしてきましたが、いよいよ本格的な夏を前に、ホームセンターへ材料を買いに行くことにしたのです。巨大なホームセンターの資材館に入ると、季節柄、網戸修理の特設コーナーが設けられていました。ネットの海で事前に調べた知識を頼りに、まずは網を選びます。私は外の景色が綺麗に見えるというブラックの二十四メッシュを手に取りました。続いて網押さえゴムですが、ここで事前に準備していた「古いゴムの切れ端」が役に立ちました。店頭のサイズ確認用ゲージに当てはめてみると、我が家のゴムは四・五ミリだと判明し、迷わずカゴに入れることができました。もしこれを持っていなければ、棚の前で途方に暮れていたことでしょう。さらに、専用のローラーとカッター、そして「これがあると便利」とポップに書かれていた網戸クリップも購入しました。合計金額は二千円足らず。業者に見積もりを依頼した際の価格を考えると、信じられないほどの安さです。帰宅後、さっそく網戸を外して作業を開始しました。広いスペースを確保するためにウッドデッキに網戸を平らに置き、古いゴムをピンセットで引っ張り出します。驚くほど大量の埃が出てきたので、まずは水拭きをして枠をピカピカに磨き上げました。新しい網を広げ、四隅をクリップで固定します。いよいよローラーの出番です。溝に沿ってゴムを押し込んでいく感触は、どこか工作をしているような楽しさがありました。最初は力加減が難しく、少し網がたるんでしまいましたが、何度かやり直すうちにコツを掴み、最後の方は職人になったかのような手際で進めることができました。特に最後の網のカット作業は、専用カッターのおかげで驚くほど滑らかに刃が進み、素人とは思えないほど真っ直ぐな切り口になりました。作業時間は二枚合わせて一時間ほど。張り終えたばかりの網戸をレールに戻し、窓を開けると、新しくなった黒い網越しに庭の緑が鮮やかに見えました。自分で修理したという達成感も相まって、吹き抜ける風がいつもより涼しく感じられた週末の午後でした。